2021/12/19

大日如来 教え

お風呂に入っているときのこと
私のガイドの一人?である鷲のシャーロンが誘いに来ました
 
「行こう」と・・。
「今、体を洗っているのよ・・洗いながらでもいい?」
 
とへんてこりんな会話をしつつ
シャーロンの背に乗りました。
シャーロンの羽が鼻をくすぐり、くしゃみが出そうなのを堪え
しっかりと捕まっていないと落ちてしまいそう。
いつものように空高く舞い上がり
雲の上に出たり、水面ぎりぎりのところを飛んだり
素晴らしい景色を見ながらどこまでも飛んでいきました。
 
海の上を飛んでいると、その先にこんもりした森が見えてきました。
シャーロンの目指している場所は、その森のようです。
たいてい観音様がおられ、何かメッセージがあるときに
連れていかれるのですが・・どうも今日は違うようです。
 
シャーロンは、森の中に入り大きな木の枝に止まりました。
そこから見える映像は、肉食の動物が草食の動物を襲い
食すところ。
私は思わず目を覆いました。
すると、どこからともなく声が聞こえてきました。
 
「お前たちの食卓に並ぶ食物は、お前が狩ってきたものか?
 お前が種から育てたものか?
 この世のものは生きるために食すことは当たり前のことだ。
 しかし今の人間は、自らの手でそれをすることが出来ぬものが多い。
 金というモノを用い、それを引き換えにすることで必要なモノを
 手にしている。お前に動物を狩り、ばらし、食すことができるか?
 出来ぬのなら、お前に出来ることをすればよい。
 世のため人の為になることをすればよい。
 人はみな、持ちつ持たれつ出来ることをやりお互いを助け合い
 生きていけばいいのだ」
 
そこには大日如来様がおられました。
 
当たり前のことだけれど、忘れていた言葉でした。
私に出来ることをすればいいんだと。
出来ないことを無理して出来るようになるよりは、
自分に出来ることをする方がとても難なく生きていける。
そんな当たり前のことをすっかり忘れていました。
 
当たり前だけれど、忘れていた事を思い出させてくれて
感謝しています。
ありがとうございました 合掌